ロジカルライティングのアウトプット
自分は文章を書くのが苦手です。
よく上司から「何が言いたいのかわからん」とか「なんかわからんけど分かりづらい」といった言葉を頂戴します。
そんななか、昨年の2月ごろに会社の研修でロジカルライティングを学ぶ機会がありました。その内容をアウトプットしていこうと思います。(無断転載とならないよう、自分なりの表現を利用していきます。)
大項目として以下の3つがありましたので、その内容をまとめていこうと思います。
【1.わかりやすさとは】
【2.文章を書く7つのルール】
【3.枝葉のルール】
【1.わかりやすさとは】
わかりやすさを意識するためには以下の3つが重要であるようです。
①メンタルモデル
②強調
③情報を絞る
それぞれの内容についてみていきます。
<①メンタルモデル>
メンタルモデル・・・
→頭の中にある「ああなったらこうなる」といった「行動のイメージ」を表現したものである(by wikipedia)
良い文章とはこのメンタルモデルに則ったものであるようです。「こういう記載がされているから次はこういう内容が来るだろう」と読者に予想させながら、その予想通りに展開させていくのです。そして、文章の冒頭で記載した内容が最後まで一貫していくことが望ましい文章とされています。例えば、以下のような文章はだめですね。
「犬が好きなので、犬の話をします。元々は猫を飼っており猫が好きだったのですが、犬を飼い始めるとその人懐っこさにメロメロになりました。」
一文目で犬の話をすると言っておきながら、2文目に猫という別のキーワードを持ってきており、最初に形成されたメンタルモデルが崩れ、理解が難しくなります。
日記とかならいいんでしょうけど、人に伝えようとするときは、こういう書き方は駄目なようです。猫のくだりは省けばよろしいでしょう。
<②強調>
メンタルモデルを形成するためにも、文章を記載する中で強調すべき部分が出てきます。それは、文章の冒頭部分です。文章の冒頭部分が重要なので、その部分の内容はしっかり考える必要があります。
<③情報を絞る>
大事な情報を相手に伝えるために、必要な部分だけを記載するようにします。欲張って色々伝えるのはNGです。
【2.文章を書く7つのルール】
①総論から各論へ
②パラグラフを使って書く
③要約文をパラグラフの先頭に書く
④既知から未知へ
⑤正しく並列する
⑥一文一義
⑦簡潔に
<①総論から各論へ>
文章はまず最初に文章の要約文を書いて、大事な情報の概略(総論)を記載します。強調のポジションを利用し、内容を一読して、読む、読まないを判断できるようにします。また、メンタルモデルの形成を行い、以降の文章の理解を促進する役割があります。具体的な各論に移る前に、総論をしっかり記載する必要があります。
総論には典型的なパターンが存在します。典型的なパターンとは以下の構成されるものです。
<目的>
1.現状or背景(事実を基に記載)
2.現状の問題点or文章の必要性
3.文章の目的
<要約>
1.結論or総括
2.結論を支える情報A→各論Aへ
3.結論を支える情報B→各論Bへ
4.結論を支える情報B→各論Cへ
長くなってきたので、区切ります。